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2025.2.19

【いばらき県央ふるさとワーホリ通信】2週間一緒に過ごした仲間たちとの素晴らしき生活面

※本記事は、総務省が推進する「ふるさとワーキングホリデー」を活用し、いばらき県央地域での2週間の就労や生活体験をした参加者に執筆していただいたものです。

目次:
ワーホリ参加前後の気持ちの変化
食事について
休日の過ごし方
筆者が考えた、ワーホリ生活面の気になるQ&A

ワーホリ参加前後の気持ちの変化

休日に阿字ヶ浦海岸でSUPに挑戦!SUPを体験したメンバーとの集合写真
休日に阿字ヶ浦海岸でSUPに挑戦!SUPを体験したメンバーとの集合写真

私たちは9月2日から9月15日までの約2週間「いばらき県央ふるさとワーキングホリデー」プログラムに参加。そこで得た気づきや学びがたくさんあります。

この記事では参加しないと分からない不安要素の一つでもある生活面について、少しでも参加に対するハードルを下げられるよう、体験談を詳細に書いていこうと思います。

まずは、私を含めて今回のワーホリ参加者に参加前後での気持ちの変化などについて聞いたことを以下にまとめてみました。

エトワ笠間で撮った集合写真
エトワ笠間で撮った集合写真

金沢修悟(筆者) 

茨城県は東京都から近い県という印象くらいでした。しかし、実際に2週間滞在してみて、9市町村どの場所でも地域の魅力を生かした独自の活動を行っている方が多く地域に対する愛が伝わり、地方に住む選択肢を私に気づかせてくれました。そして何よりご飯がおいしかったです。

髙島新平さん

コミュニケーション力にあまり自信がなく2週間という長い時間を楽しく過ごせるか不安でした。いざ、過ごしてみると、思ったよりも積極的に質問ができ、事前に目標としていた、「職を探す・知る」を概ね達成できたと思います。

大倉由愛さん 

何か行動するときに、「失敗したらどうしよう」や「余計なお世話かもしれない」など、ネガティブに考える癖がありました。ワーホリ後はその癖がマシになったかなと思います。さまざまな人のお話を聞き、経験させてもらい少しポジティブ思考に変わりました。

青島ほなみさん

「地方に住む、働くってどんな感じだろう」「経験のない農業や酪農、大丈夫だろうか」「知らない人との生活で、トラブル起きたらどうしよう」などの気持ちを抱えていました。2週間を終えて、街も海も山もあり、都内へのアクセスも良い住みやすい場所だと思いました。都会にはない伝統的な仕事や地域を盛り上げる仕事はここでしかできないかもしれません。
運営スタッフさんも就労先の人もとても気にかけてサポートしてくれて、まるで家族みたいでした。初めての仕事も楽しく学べて、今後の進路を考える上でとても刺激を受けました。2週間一緒に過ごしたメンバーとは日を追う事に仲が深まって、青春のような時間を過ごせました!

地村唯花さん 

行動力がなくて、同じ毎日を過ごしていました。茨城県に対しては少なからず田舎のイメージを持っていました。実際に経験してみて、他の地域のワーホリにも参加したいと思うくらい前より行動力が上がりました。茨城県の人たちはとてもやさしく、ワーホリ中に出会った人みんなから「地元が好き」という気持ちが伝わってきました。

太田茜さん 

普段当たり前のようにスーパーで見る牛乳や野菜も、就労したことで生産者側の気持ちを初めて知り、見え方が変わりました。また、2週間みんなと過ごし、たくさん話す中で、それぞれが悩みを抱えていて、自分だけじゃないと気付かされました。
「今、自分のいるコミュニティでうまくいかなくなったらどうしよう」と怖いときもありますが、ワーホリを通していろんなところに友達ができ、とてもうれしく、気持ちが楽になりました。いろんな地域の人と出会い、私も人のために動ける人間になりたいと感じました。

中薗三奈さん

就労や取材、共同生活など、あらゆる面で人の行動や価値観に触れる機会が多く、毎日が発見の連続で、参加前よりも視野が広がったと思います!
特に生産の現場で就労させていただいたことで、今まで以上に身の回りのものへ感謝の気持ちを持てるようになったと思います。

食事について

夕食の様子
夕食の様子

食の好き嫌いは個人によって異なるため、集団生活を送る上で心配事の一つだと思います。

ここでは、私たちがどれくらい自炊したか、朝食や昼食はどうしたのか、何を作ればよいのかなど、書いていこうと思います。

私たちは初日にある程度方針を固め、朝食と昼食は各自で用意し夕飯を作る日は分担制で回すことにしました。朝食は少量で良いという人やいらない人、朝が早いので準備に時間がかかる人などがいたため、分担制で食事を作るのが負担になる可能性が考えられたからです。

各自で用意することになったため、朝は前日に炊いておいたご飯やコンビニで買ったパンなどを食べていました。夕飯は7回程作りました。

いばらき県央9市町村のスタッフも参加してくださった、最後の夕食の様子。それぞれがワーホリへの思いを語る
いばらき県央9市町村のスタッフも参加してくださった、最後の夕食の様子。それぞれがワーホリへの思いを語る

献立は王道のカレーや野菜炒め、ハンバーグ、餃子などです。まとめ買いして食材を冷凍しておくと、急いで消費しなくてもよく、献立を考えることができるのでおすすめです。仕事の都合上、帰宅が早い人がご飯を作り、作ってもらった側は洗い物をするなど軽いルールを決め公平性を保ちました。外食を除き、朝昼晩でかかった食費は多く見積もっても2週間で7,000円くらいでした。

休日の過ごし方

アクアワールド茨城県大洗水族館を訪れた際の様子
アクアワールド茨城県大洗水族館を訪れた際の様子

2週間の滞在期間中、約2日間休日がありました。団体で行動するもよし、1人で行動するもよし、何もしないでゆっくりするもよしといった具合で、人によって休日の過ごし方はさまざまです。ここでは初週の全体で活動した休日と2週目の私自身の過ごし方、2人の他の参加者の休日の過ごし方について紹介したいと思います。

<みんなで過ごした初週の休日>
9時:起床→10時:宿(マンシュウヤ/ひたちなか市)出発→10時半:大洗海鮮市場到着→11時:海鮮丼を食べる→11時半:アクアワールド大洗(水族館)へ→12時:アクアワールド大洗到着→15時:アクアワールド大洗出発→16時:大洗磯前神社観光→17時:海鮮丼を食べる→18時:大洗駅到着→19時:宿に帰宅→20時:花火→21時:雑談→23時:就寝

大洗磯前神社を訪問!
大洗磯前神社を訪問!

<2週目の休日:筆者の過ごし方>
8時:起床→9時:昼寝→12時:近くの商店街散策と食べ歩き→13時:いばらき県央地域在住の筆者の 地元の友人とラーメンを食べる→14時:カラオケに行く→17時:帰宅→19時:打ち上げ→26時:就寝

<他の参加者①の過ごし方>
「いばらきフラワーパーク」に行って観光し、バスと電車でゆっくり帰宅。その後宿にいた他の参加者2人と笠間のモンブランを食べて、打ち上げの準備をしました。

<他の参加者②の過ごし方>
木材を扱う仕事に興味・関心があり、運営事務局に紹介してもらった材木屋へ訪問し、お話を伺いました。昼食を食べた後は、近隣のミニシアター映画を鑑賞。2時間近くかけて帰宅し打ち上げの準備をしました。

筆者が考えた、ワーホリ生活面の気になるQ&A

笠間焼・手ひねり体験をしている様子
笠間焼・手ひねり体験をしている様子

Q1:自由時間はありますか?
→基本的には21時以降は自由時間でした。他の参加者と話す人もいれば、休息する人、過ごし方は人それぞれです。

Q2:洗濯物はどうしましたか?
→宿に洗濯機がある場合は宿で洗濯をし、洗濯機がない場合は近所のコインランドリーを利用しました。

Q3:2週間の滞在中、どのくらいお金を使いましたか?
→私ははしゃぎ過ぎてしまったので3万円ほど使ってしまいました。昼食や夕食を節約すれば2万円ほどで済むと思います。仕事の給与は、トータルで4万8千円だったので、いずれにせよ収支はプラスで過ごすことができました。

Q4:1人部屋でしたか?
→基本は数人で同部屋です。男女でしっかり分かれています。

以上、ワーホリの生活面についてお伝えしました。今後、いばらき県央ワーホリに参加することを考えている方やいばらき県央地域で暮らすことを考えている方には ぜひ参考してもらえたらと思います。

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